火曜日

 前回の「しげちゃん田んぼに立つ」は銀色夏生さんのお兄さんの作品だという事をしりました。でも、読みやすいし、読んでいて気持ちが良いです。介護をするようになった時の参考にできるかな・・・

 私はおばあちゃんを介護している父を大学生のころ見ていました。お手伝いもしましたが(父が北海道のお寺へお手伝いに行っている間)父が帰ってきたときに、「おばんが、オムツはかんようになった。みよこなんかしたやろ!!」といわれ・・・していたなあと気づくことも多々。  カビの生えたおまんじゅうをだされ「まあ、これでもたべや」といわれたり、父の愛人とまちがわれ、メガネの話をしたら、メロンはおいしいなあといわれ。おばあちゃんとの介護は大変だったと思いますが、おかしなこともいっぱいあったような気がします。あまりにもおもしろかったので、朝日新聞に手紙を送ったことがありました。取材を申し込んでもらえたのですが、父に言うと「家の恥をさらすな!!」と怒られ、取材を断って、だいぶしてから父が「取材の話はなくなったのか?」と少しさみしそうに言われ・・・


 まあ、私はあまりにもおばあちゃんに対して、介護に対して、かんがえさせられ、おばあちゃんが亡くなったころは霊的な現象になやまされ、(49日できれいさっぱりなくなりました!!おばあちゃんをおんぶしてあげた夢でおわりました!!)とりあえず、自分の介護はまちがえだらけだったとおもいホームヘルパー2級の資格をとるまでに私を動かした介護でした。本当に介護生活は大変だと思います。本を読んでいると、子育てと似ている面が多いと思うのですが、子育てと違うのは、子供は育っていくが、おじいちゃんおばあちゃんは死んでいくというところです。


 きのうおじさんがなくなった連絡を母から有りました。父の姉のダンナさんなので血のつながりがなく、あまり会ってませんでしたが、叔母にはしょっちゅう会い、話を聞き、おじさんがどのような生活、叔母さんがどのように日々すごしているのかも聞いていたので、、、長い介護生活の末ではありましたが、やはり、さみしいだろうな・・・と思えました。

 父が7人兄弟姉妹、母が6人兄弟姉妹・・・これから先も私の人生においてたぶんいっぱいお別れがやってきそうだなあ。。。ダンナのおばあちゃんがただいま徳島で90歳で元気にされている。お手紙(鷹太入学祝いのお手紙はアルバムにはりました)や電話では本当にしっかりされているなあとおもえている。私はまだまだ付き合いが短いから、ダンナにはおばあちゃんとの時間を大切にしてもらいたいが。。。あまり近くで育っていないから、おばあちゃんやおじいちゃんの存在感って私が感じたのとまたちがうのかな。。。私にとって、特に一緒に住んでいた父方の祖父母は家族でした。。。おじいちゃんにおこられた記憶がない。おばあちゃんにおこられた記憶もないかも・・・。